先日、宝塚市にある清荒神清澄寺にお参りに行ってきました。
台所の神様として家内安全や商売繫盛(金運)など、様々なご利益があると言われています。
またお寺だけでなく、参道も美味しいお店やお土産にピッタリの和菓子もズラリ!
お正月は激混みですが、時期をずらせば心穏やかに参拝できる宝塚市のパワースポットです。
今日はそんな清荒神のご利益や、行き方・お寺の様子を写真付きでお話していきます。
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目次
清荒神のご利益は?何の神様を祀っているのか
どんな願いや思いがあるときに、清荒神を訪れればいいのか?
それを知るために清荒神の歴史からご利益を見ていきましょう。
清荒神の三宝荒神は台所の神様!家内安全や商売繁盛のご利益がある
清澄寺にはご本尊の大日如来様の守護神として、三宝荒神様が祀られています。
荒神様とは台所の神様と言われ、家内安全のご利益があります。
また台所(かまど)が賑わえば、家庭や会社が繁栄する。
こういう考え方から家内安全の他にも、商売繁昌と厄除開運のご利益があるとも言われています。
ただ清荒神のご利益はこれだけではありません。
清荒神には本堂以外にも、さまざまなお堂があるからです。
清荒神の荒神影向の榊は金運のパワースポット
清荒神の本堂の裏にある荒神影向の榊は、金運のご利益があると言われています。
ここに置かれた小銭を紙に包み財布に入れて、次の参拝までお守りとして保管しておきます。
こうしてお守りとして持つことで、持ち主に吉事があるという信仰があるんです。
そして次回に参拝したときに、お守りとして持っていたお賽銭の倍額を、荒神影向の榊に返すという風習が有名です。
縁結びや学業は清荒神の一願地蔵尊へ!
また清荒神の境内にある一願地蔵尊にも、ある言い伝えがあります。
それが手前にあるお水を桶ですくい、地蔵の頭にかけると願い事が叶うというもの。
商売繁盛や金運以外の願い、恋愛や合格祈願はこちらでやりたいですね。
実はこの一願地蔵尊の言い伝えは、地元民では有名な話なんです。
私も小さいころから親に言われて頭に水をかけようとしていました。
ただお地蔵が大きいので、なかなか届かないんですよね。
それに思いっきり水をかけると手元がくるい、参拝してる人に水がかかってしまうこともあります。
叶えたい願いがあるのはいいことですが、他の参拝客の迷惑にならないようにしましょう。
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清荒神(読み方:きよしこうじん)は祈祷や厄除けのお祓いもある
また清荒神では祈祷を受け付けています。
ただお堂に上がって祈祷を受けるわけではありません。
申し込みをした翌日から、名前を読んでもらってご祈祷をしてもらいます。
- 家内安全
- 身体健全
- 商売繁昌
- 進学成就
- 厄除開運
- 交通安全
- 災難除
- 工場安全
- 病気全快
- 心願成就
- 方除吉祥
- 御供料
- 安産
- 御礼
料金は2000円。
時間は年末年始や平日・休日で細かく変わってきます。
(基本的には9時から17時の受付が多いです)
清荒神の公式サイトの詳細を見て確認しましょう。
参考⇒清荒神の祈祷時間はこちら
清荒神へのアクセス!おすすめの行き方と駐車場
- 住所: 〒665-0837 兵庫県宝塚市米谷清シ1番地
- マップコード:12 867 259*66
- 電話番号:0797-86-6641 (9時~17時)
住所を見ると山の上にありますが、アクセス方法は豊富です。
電車から参道を歩いても良し!車も良し!バスでも良し!
ただ大晦日から三が日にかけた初詣は、交通規制や渋滞があります。
以前に初詣のCMが流れてましたが、こんなにガラガラじゃありません。
大晦日の夜から1月1日の夕方までは混雑があります。
清荒神の行き方を私のオススメ順に紹介しますね。
清荒神駅から参道を徒歩で歩く!地域猫もたくさん
私が好きなのは駅からブラブラと歩きながら、清荒神へお参りするルート。
(詳しくはあとで、参道から参拝までの様子を写真付きで紹介しています)
バスや車だと参道を通ることができません。
最寄り駅の清荒神駅から歩くと、参道にあるお店や昔ながらの景色を楽しみながら清荒神に着きますよ。
門の前に参道のマップがあります。
事前に見て、どのお店に寄るかを先に決めておくとスムーズにお参りができますよ↓
参道を歩く時に注目したいのは地域猫ですね。
もともと野良猫が増えすぎたので、地域猫として管理することにしたようです。
まるまると太った猫がいるので、探しながら清荒神へ向かいましょう。
あと飲食店や和菓子などのお店は帰りに寄るのが正解です。
清荒神は境内が広いので、お参りしているとお腹が減ってきます。
なので帰りにお店でご飯を食べて、お土産や家に帰ったときのおやつとして和菓子を買いましょう。
行きで寄るお店やお土産に目星をつけて、帰りにお店で食べたりテイクアウトする。
この帰りにお店によることで、手荷物を持ってお参りしないですみますよ。
唯一、行き道で寄りたいのが池田竹産。
ここにはなんと白蛇がいるんです!(しかも5匹家族でお出迎え!)
お父さんが”おもち丸”くん、お母さんが”ちまき”ちゃん、子供が”ゆき”、”み”、”だい”、”ふく”という名前。
子供は少しピンク色ですね。大人になると真っ白になるのかなぁ。
白蛇は運気が上がるので、機会があれば見ておきましょう。
(箱をたたいたりフラッシュ撮影など蛇がビックリすることは禁止です!)
清荒神の坂道が嫌なら阪急バスを利用!営業時間に注意
もし坂道を歩くのが嫌なら阪急バスを利用しましょう。
最寄り駅は清荒神ですが、阪急バスを使うなら阪急宝塚で降りる必要があります。
ただ定期便のバスがあるのは日曜日と祝日のみ。
平日なら通常のバスで運航してないので、お寺の近くのバス停で降りて歩かないといけません。
だから結果的に平日にバスを使っても、歩く距離もそこまで変わらないです。
景色がずっと道路沿いになっちゃう分、マイナスですね。
ただ1月については参拝客が多いので、臨時バスが多く通ります。
(バス内はメチャクチャ混んでますけどね。朝の通勤ラッシュみたい。)
清荒神の駐車場は無料で使える!利用時間を確認
清荒神は車でもアクセスが可能です。
参道を通ることはできませんが、車なら駐車場からすぐ歩いて清荒神で参拝ができます。
駐車場も第一から第四駐車場まであるので、車を停めやすいですね。
ただし駐車場にはこのような注意書きもあります。
休日はたしかに車が渋滞してることがよくあります。
平日はまったくそんな心配はいらないですよ!
スイスイ駐車場まで走れます。
自転車は無謀!駐輪場は清荒神駅にある
清荒神への道は坂道が続きます。
参道も空いている時期なら自転車で登れなくもないですが、正直キツイと思います。
それに帰りも参道を渡る人がいるので、自転車でスイスイ下れるわけじゃありません。
参拝するときに自転車を使うのは、行きも帰りもメリットがないですね。
どうしても自転車で行くなら、清荒神駅の駐輪場を利用しましょう。
清荒神駅の駐輪場まで自転車で行き、参道は歩きましょう。
(自転車で坂道を上がるより徒歩の方がラクです)
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清荒神のお参りの仕方!境内でしてはいけないことって?【参拝時間は1時間】
では次に清荒神の参拝の様子を写真付きで掲載していきます。
アクセス方法は私が一番好きな参道を通るルートです。
【準備】お賽銭用の5円玉と境内マップを印刷
出発前はできるだけ5円玉など小銭を用意しておきましょう。
「こっちにもお参りしよう」「こっちにも…」とたくさんお賽銭が必要なので、小銭はたくさんあった方が困りません。
それと参道にはお店がたくさんありますし、境内にもお堂が数多くあります。
当日にどこを周ったらいいか迷わないように、事前にマップを印刷しておくかスマホで写真を撮った方が良いですね。
清荒神駅から参道へ!飲食店やお土産屋・占いもある
では清荒神駅から清荒神を目指して出発しましょう!
駅を出ると、すぐに参道への道案内があるので迷うことはありません。
駅から1分ほど北へ歩けば、清荒神の参道があります。
さっそく参道を上がっていきましょう
お土産がおいてる雑貨屋さんとか八百屋さん、飲食店だと和食のお店が多いですね。
先ほども言った通り、お土産は帰りに買った方が荷物になりません。
『どこでご飯を食べようかな』、『どこでお土産を買おうかな』とお店を絞りながら歩きましょう。
ただ参道には占いをしてくれるところも、2,3箇所あります。
占いに関してはお店が閉まらないうちに、参拝前に見てもらってもいいかもしれません。
15分ほど参道を歩くと、清荒神の駐車場に到着します。
(車のナンバーが写ってしまうので駐車場の写真は撮れませんでした。)
駐車場を過ぎてからは、お店ではなく屋台が並んでいます。
屋台に関しては、1月~2月にたくさん出店されていますね。
ウインナーやベビーカステラ・チョコバナナなど、子供が好きそうなものが中心です。
ただ3月以降は参拝客が減るので、出店する屋台も減ってきます。
4月になると花屋さんや、食品以外の屋台だけ残っている感じですね。
そして駐車場から2~3分ほど歩けば、清荒神の山門に到着します
駅から参道まではゆっくり歩くと片道で20~25分ほどかかりましたね。
あと参道を歩くときは、地域猫がいないかを探しながら歩くと楽しみが増えますよ。
稀な確率で、太ったネコちゃんを発見できます。(みんなエサをあげてるのかも)
では次は境内の中を参拝していきましょう。
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清荒神の境内にはトイレ・授乳室がある!ベビーカーもOK
参道を登りきると山門があります。
この山門の横にあるトイレには授乳室があるので、赤ちゃんがいる場合はこちらのトイレへ。
拝殿には階段を使わなくても登れる配慮もしてるのでベビーカーも使えます。
(お正月は激混みですが)
また犬も連れてきていいみたいですね。
『リードをつけてフンはお持ち帰りください』と注意書きがありました。
まずは清荒神の手水舎で手を洗おう
山門をくぐると無料休憩所があり、そこにお守りや数珠が売られています。
店内にはお土産や数珠・お守りが置いてありますが、手荷物になるので帰りに寄った方が良いですね。
その奥には椅子で休める場所があります。
参道を登って疲れた場合は、先にこちらで休憩しましょう。
少し休憩所で足を休めたら、次は参拝の前に手水舎で手を洗います。
(注意書きに”お金を入れないように”、”ペットに飲ませないように”と書かれていました)
清荒神の狛犬
手を洗ったら横にある坂道を登り、拝殿へ向かいます。
えびすさんもいますね。
狛犬さんの間を通って拝殿へ向かいましょう。
清荒神の拝殿で参拝
手水舎の横にある道を進めば、清荒神の拝殿があります。
拝殿には三宝荒神王と、病除や子授けのご利益がある大聖歓喜天(聖天)や十一面観世音菩薩他が祀られています。
ただ残念なのが、拝殿にはお賽銭が奥に入らないようにゲージが設置してあるんですね。
このゲージのせいで、祀られている神様が確認しにくいんです。
いつもお参りするときに、もう少しどうにかならないかなと思ってしまいます。
清荒神のお札やおみくじは眷属堂
拝殿で参拝した後は、拝殿の左側にある眷属堂へいきます。
祈祷の申し込みなどはこちらで行いましょう。
ちなみに私はここで毎年、おみくじ(100円)を引いています。
そしてその年に引いたおみくじは、財布に入れて1年間ほど保管しているんです。
もちろん清荒神の境内には、引いたおみくじを結う場所はあります。
ただ私は1年の間に、定期的に”おみくじ”の内容を見返して初心に帰るために財布に保管。
おみくじを結う場所には、財布に1年間入れていた去年のおみくじを結うようにしています。
清荒神の眷属堂で厄除開運火箸をもらう
あと眷属堂でもらうのは厄除開運火箸(2000円)ですね。
三宝荒神は火の神と言われ、厄(火魔)を除くことから無病息災や開運のご利益があります。
この火箸を家庭の荒神棚にお祀りします。
頂いた”おふだ”を家に祀るときは、こちらの動画を参考にしましょう。
拝殿へ参拝に行ったあとは、拝殿の裏にある金運UPの場所へ移動します。
清荒神の金運上昇のパワースポット!”荒神影向の榊”
拝殿の裏には先ほどお話ししたとおり、金運が上がるといわれるパワースポット”荒神影向の榊”があります。
荒神様が姿を現したたと伝えられる場所ですね。
この荒神影向の榊の前に備えられたお賽銭を持ち帰り、お守りとして財布に入れておく。
それだけで金運などの吉事があると言われています。
清荒神でしてはいけないことがある?
清荒神でしてはいけないこと。
それはお賽銭を次に参拝したときに返さないことです。
お守りとして財布にいれたあとは、次に参拝するときに倍にしてお返しするという風習となっています。
お金はもらったものではなく、一時的に財布に入れておいただけ。
それを忘れないようにしましょう。
清荒神のお堂へ
そして荒神影向の榊の向かいには護法堂があります。
大勝金剛転輪王(如来荒神)・歓喜童子・弁才天がお祀りされているお堂で、参詣した方の絵馬や千羽鶴が奉納されています。
さらに隣には清水が湧き出ていたといわれる眼神祠や、雨を祈る神といわれる善女龍王を祀る龍王堂があります。
拝殿を参拝すると、すぐに来た道を戻ってしまう人も多いです。
ただ拝殿の裏にも、参拝する場所はあるので見逃さないようにしましょう。
清荒神の納札社や火箸納所!火鉢の返し方
拝殿の裏をぐるっと回っていくと、納札所があります。
ここで去年、清荒神でもらったお札やお守りを納めます。
(開いてる時間は8時~17時まで)
ただすべてをこの納札所へ入れていいわけではありません。
布袋尊、お社、神具は納札所ではなく先ほどの眷属堂で受け取ってもらいます。
注意書きが書いてありましたよ↓
その横には火箸を奉納する火箸納所があります。
ここでは厄年に家で祀った厄除け火箸を納める場所です。
参拝した方が納めた火箸が、ズラ―っと積み上げられていますよね。
このように火箸を、厄が明けた年の節分以降に納めるようになっています。
受付で新しい火箸を添えて、古い火箸と一緒に納めるようになっています。
ちなみにこの厄除火箸は納所でいっぱいになると、朝日新聞社を通じて文化事業団へ寄付をしているそうです。
火箸奉納の横には神変大菩薩
火箸奉納の横にあるのが神変大菩薩。
岩の壁をくりぬいて修験道の開祖”役行者”をお祀りしています。
修験によって得た力で、病気や災難を取り除くと言われています。
階段を登れば宝稲神社
次は本堂へ行くのですが、この神変大菩薩の横にある階段を上りましょう。
(もし足腰が悪ければ、拝殿を上がったときの坂道を下っても本堂へ行けます)
階段を20段ほど登ると頂上につきますが、そこにある社が宝稲神社。
明治時代に忍随和上と光浄和上が同時に稲荷明神の霊夢を見たことから、ここに祀ったと言われています。
本堂はこの宝稲神社の奥にある階段を下った先にありますよ。
清荒神の本堂で御朱印をいただく
本堂には本尊大日如来、不動明王、弘法大師が祀られています。
ここでは本堂の前にある賓頭盧尊者坐像に注目しましょう。
実はこの像には病気に関する民間信仰があって、この像を撫でると病気が平癒するという噂があるんです。
例えば頭痛がするときは地蔵の頭をなでてから自分の頭をなでる。
膝が痛いときは地蔵の膝をなでて自分の膝をなでる。
このように不調を感じる箇所をなでると、その不調が改善するという噂が地元民で広まっています。
私も学生時代に親知らずを抜いたあとだったり、部活で腰を痛めたときは、この地蔵をなでて願っていました。
あと本堂の横にある受付では、大日如来御尊影(おふだ)をいただけます。
このお札は、家の仏壇などに1年ほどお祀りするためのものです。
あと集印もこちらでいただけます。(200円~500円)
御朱印を集めている場合は、こちらでお願いをしましょう。
いろいろな種類の集印がありますよ↓
- 本尊の大日如来
- 守護神の清荒神王
- 七福神の布袋尊
- 摂津国八十八ヶ所の第72番の札所
- 真言宗十八本山巡拝
- 神仏霊場 巡礼の道の兵庫第14番の札所
階段を下りたら一願地蔵尊へ!
一願地蔵尊はとても大きい金銅製の像になります。
この像にも言い伝えがあり、像の頭に水をかければ願い事が1つ叶うというものです。
とても高い位置に頭があるので、大人でも水をかけるのは難しいですよ。
ひとつだけ注意して置きたいのが、他の参拝客に水がかからないようにすること。
桶を横にして思いっきり腕を振り回すと、階段を上る参拝客に水がかかってしまいます。
こうやって水をかけちゃう人って毎年、必ずいるんですよね。
特に子供にやらせるときは注意しましょう。
「周りの人にかからないようにね」と一言添えるのを忘れずに。
清荒神の池苑には鯉や亀も!エサやりは禁止
本堂の階段を下りていくと、清荒神の池苑があります。
池泉回遊式庭園で、江戸時代初期~中期に作成されたと言われています。
鯉や亀などがいますよ。
池に近づくだけで鯉やスーっと近寄ってきて口をパクパクしてきます。
おそらく参拝客がエサをあげているのではないでしょうか?
(※もちろんエサをあげるのは禁止されています。)
鉄斎美術館の資料館がある!無料
私が小さい頃はなかったのですが、平成20年にできたのが、鉄斎美術館の資料館。
鉄斎美術館は清荒神の奥にありますが、資料館は境内にあります。
美術館とは違って無料で館内に入れます。
太陽の光が中に差し込むような設計になっていて、とてもオシャレですよ。
この資料館には清荒神の歴史も書かれていました。
特に清荒神の拝殿や本堂は、祀られている像が見えにくいのが残念なところ。
でもこちらの資料館で、堂内の像を確認することができました。
本堂の東に富岡鉄斎の”鉄斎美術館”
本堂の階段を下りて、一願地蔵尊がある先に道があるんですね。
この先に鉄斎美術館があります。
私も実際に行ってみました。
聖光殿の左右の前庭には、鉄斎翁ゆかりの地である貴船・鞍馬・天竜・伊予の各名石があります。
境内は絵画・書・鉄斎が絵付を施した、器物・手造りの陶器などが展示されています。
(写真の撮影は禁止されていました)
入館料は300円かかりますが、実は私は鉄斎美術館に入るときに入館料は払っていません。
…というのも11月の『関西文化の日』には入館料が無料になるからです。
なのでもし11月に清荒神に参拝しようと思ってるなら、『関西文化の日』に合わせて美術館にも訪れても良いですよね。
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美術館の先には龍王滝と不動明王
さらに鉄斎美術館の先には川があり、その川に沿って歩くと滝があります。
この滝は「龍王滝」と言い、不動明王が祀られています。
滝の近くに不動明王が祀られているのですが、その場所がどこかわかりますか?
写真の中央に”岩のくぼみ”がありますよね。
そこに祀られています。(すぐ見つけられる人はスゴイ)
龍王滝でこちらのルートは行き止まり。
来た道を帰って境内に戻りましょう。
最後は清荒神の拝殿の近くにあるお堂へ
境内に戻ってきたら最後にお参りする場所として、修行大師像と護牛神堂があります。
場所は拝殿への坂道の右手ですね。
この堂の本尊は、牛頭天王・弘法大師・不動明王が合祀されています。
牛頭天王は名前の通り牛を護る農家の方から信仰があります。
帰りは休憩所へ!数珠やお守り・絵馬がある
清荒神でお参りする場所をすべて回ったら、後は休憩所へ行きましょう。
飲み物を飲んでも構いませんし、売店でもいろいろと買うものもあります。
お店が開いてる時間帯は時期によって変わります。
(だいたい8時から17時までですが、年末年始は時間帯が変わります)
清荒神の公式サイトに説明があるので参考にしてください↓
参考:http://www.kiyoshikojin.or.jp/keidai/store/
数珠やお守りや絵馬がここで手に入ります。
合格祈願のお箸もあったり。
あとは宝くじで大当たりを狙った招き猫も珍しいですよね。
清荒神のお土産は炭酸せんべいが大人気
お土産用の和菓子もいくつか置いてあります。
私の個人的なオススメは、やはり炭酸せんべいでしょうか。
名物として有名でベタかもしれませんが、いつもつい買っちゃいます。
『もう一枚だけ。もう一枚だけ』とついつい食べてしまう美味しさ。
食前に手をつけてしまうと、お腹いっぱいになり晩御飯が食べれなくなりますよ(笑)
帰りは清荒神の参道でご飯を食べる!甘酒&そばが最高
清荒神の広い境内を周ってから参道を下ると、グーッとお腹が減ってきます。
そんなときはせっかくなので私はいつも、参道のお店でランチを食べるようにしているんですね。
寒い時にオススメなのが蕎麦と甘酒かなぁ。
ちなみに私がよくいくのは宝光亭というお店。
参道のちょうど真ん中くらいにある、豊川稲荷大明神の向かいにあるお店です。
(のれんがないので見つけにくいのが難点)
ここでおでんとお蕎麦を食べて、食後に甘酒を飲むとポカポカと体が温まりますよ~。
さらに参道を下っていって、いつも買っちゃうのが”きんつば“の和菓子がある泉寿庵。
ここで、ご近所さんに渡すようのお土産を買います。
和菓子1つからでも買えるので、自分用とお土産用に分けて選べますよ。
“きんつば”を過ぎれば、あとは清荒神駅まで一直線。これで清荒神への参拝ルートが終わりました。
すべてのお堂で参拝する必要はありません。すべて周ると疲れますしね。
事前に気になった箇所を決めておけば、清荒神では効率的に参拝できますよ。
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清荒神の境内で行われる年間行事を確認!
最後は清荒神の季節ごとのイベントや行事をみていきましょう。
境内にも年内行事の案内が書かれていました。
この中でも特に日程を合わせて参拝した日をピックアップしていきます。
【清荒神】桜のお茶会
私がオススメなのが4月の上旬に開かれる”春の茶会“
この日は境内に咲いた桜を見ながら、和菓子とお茶を楽しむことができます。
席が用意されていて、頼めばお坊さんがお饅頭を持ってきてくれました。
細かい作法とかも必要ありません。
桜を見ながら和菓子を食べるとは、1年でこの時期しかできないことですよね。
清荒神への参拝客も、4月になると少なくなるので、境内もストレスなく回れますよ。
【清荒神】秋はイチョウの紅葉や”だんじり”もある
また秋には銀杏が咲くので、同じようにお茶会が開かれます。
それにお子さんがいれば秋は、だんじりの日程に合わせるという手もありますね。
このように清荒神は季節感を味わえるイベントもあります。
もし初詣以外に行こうと思っているなら、季節感を味わえる時期に参拝するのがおすすめです。
【清荒神】年末に納三宝荒神大祭、年始に新年祝ぎ三宝大祭
12月27日と28日の午前10時からあるのが納三宝荒神大祭。
行く年の神恩を感謝し、来る年の除災招福を祈願します。
また1月1日から3日の午前10時からは新年祝ぎ三宝大祭があります。
世界の平和と五穀豊穣・除災招福をお祈りする法要です。
ただお正月は3日間で40万人が参拝すると言われています。
お昼にいくと、交通規制がかかるくらいメチャクチャ混雑してますね。
私は参拝客が減り出す夕方18時ごろに毎年、初詣に行くようにしています。
混雑が苦手なら、あまりおすすめできません。
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清荒神のお参りの仕方は簡単!ご利益を求めイベントと絡めると楽しさ倍増
今回は清荒神の有名スポットや参拝ルートについてお話ししました。
小さいころから毎年、参拝してる場所なので熱がこもって、たくさん紹介してしまいました(笑)
すべてを周ろうとすると大変です。
だからまずはご利益を中心に参拝する場所を絞ること。
そしてできればイベントや季節(桜や紅葉)を合わせると参拝の楽しみも増えますよ。
また清荒神付近には他にも神社があります↓↓
詳しくは⇒宝塚市にある神社・お寺10選!ご利益で有名なパワースポットも!
詳しくは⇒中山寺を参拝レポ!寺院別のご利益とお参りルートを確認
詳しくは⇒賣布神社(売布神社)へ参拝レポ!ご利益は縁結びや夫婦円満
こちらも参拝を検討してみたはいかがでしょうか。
中山寺は清荒神と同じくらい広いし、お正月は多くの参拝客がきます。
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