中山寺の有名なご利益の一つに子授け・子宝や安産があります。
今回はそんな中山寺のパワーをもらうために、実際に参拝してきました!
子授け祈願や安産祈願など、子宝関連の願いをこめて中山寺を参拝するときの流れを見ていきましょう。
中山寺は広いので、何の調べもなく参拝して当日にあたふたするだけ。
形だけの参拝や祈祷にならないように、今のうちにサラッと予習しませんか?
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目次
中山寺の子宝・子授けのご利益がある!安産祈願にもピッタリ
なぜ中山寺は子授けや安産のご利益があると言われているのか?
それは歴史をひも解くとわかりました。
中山寺が子授けの寺として有名になったのは、なんと豊臣秀吉が関係していたんです。
50歳を過ぎても世継ぎができなかった秀吉。
そこで中山寺で熱心に祈願したところ、子供の秀頼を授かったと言われています。
また中山寺では安産を祈祷すると授与されるお腹帯『御鐘緒』があるのですが
これは明治天皇ご生母の中山一位局が受けられ、無事安産になったことから信仰が深まりました。
このような歴史から『安産の寺』として有名になったんですね。
子授けのご利益がある中山寺への行き方
次は中山寺へのアクセス方法を見ていきましょう。
子授けの参拝・妊娠中の安産祈願・出産後のお宮参り。
それぞれで注意点があるので簡単にまとめておきます。
子授け祈願なら中山寺のアクセスには電車が便利!
車・電車・バス
いろいろなアクセス方法がありますが、一番手軽で便利なのが電車です。
阪急中山寺の改札を出れば、徒歩1分で中山寺の山門に着きます。
駐車場を探す手間もないし、バスを待つ時間も必要ありません。
子授け祈願として参拝するなら電車が一番ラクですよ。
安産祈願をする妊婦さんなら駐車場も検討
もし妊娠されていて安産祈願に行くのなら、お体を大事にしてください。
電車は混雑もあり、時間帯によっては座れないこともあります。
なので車で行くのが良いでしょう。
駐車場は年末年始以外なら基本的には停めることができます。
もし車を停めるのが無理でも、周辺にはダイエー中山寺店など大きな駐車場もあります。
どちらにしても料金は払うことになりますが、駐車スペースがないという事態にはなりません。
それと中山寺の参拝には階段を上らないといけません。
階段の横にはエスカレーターがあるのですが、動く時間帯が限られています。
もし階段を上るのが辛いようなら、9時~16時30分のエレベーターが動く時間帯に参拝しましょう。
中山寺へのお宮参りへは授乳室もエレベーターもある!
お子さんが生まれたあとのお宮参りに行くときも、車が便利ですね。
中山寺にはトイレに授乳室も用意されているので、安心してください。
(山門近くのトイレには授乳室はありませんでした。授乳室は階段を上ってからのトイレにあります)
注意したいのはエスカレーターではベビーカーを折りたたむ必要があること。
看板にも注意書きがされていました。
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中山寺は子授け・安産祈願の前に拝殿へ参拝
まずはご利益別のお参り場所や祈祷の前に、中山寺の拝殿にお参りをしましょう。
山門をくぐり階段を2つ上った先に拝殿があります。
(階段が辛い方は横にエスカレーターがあります)
こちらが中山寺の拝殿になります。すごく大きくて大迫力ですよ!!
お賽銭箱にお賽銭を入れ、横にある鐘を鳴らしてお願いをしましょう。
そのあとに目的別にお参りや祈祷をしていきます。
中山寺で子宝を願う!子授け祈願なら願布
妊娠をご希望なら中山寺の子授け祈願と子授け地蔵へのお参りをしましょう。
中山寺は世継ぎに恵まれなかった豊臣秀吉が、本堂で祈願した後に息子の秀頼を授かったと言われています。
まずは子授け祈祷ですが、祈願といっても直接は行いません。
お札で代わりにご祈祷をして、そのお札を家で保管しておきます。
手順としてはまず大師堂で申し込み用紙を記入して、窓口に提出。
するとお札で身代わり祈祷して10日間祈祷した後に、自宅に郵送で届けてくれます。
(郵送期間と合わせると祈祷の申し込みをして2週間ほどで家にお札が届きます。)
お札が届いたら目線より少し高いところに置きましょう。
お札の正面が北側を向かないように位置を確認してください。
また希望者に関しては祈祷する期間を伸ばすことも可能。
ただ祈祷期間を伸ばした分、祈祷料は高くなるので注意してください。
- 10日間なら3000円
- 20日間なら6000円
- 1カ月なら9000円
祈祷の申し込みをしたあとは、子授け地蔵にもお参りをします。
場所は本堂からさらに階段を上った先にあります。
こちらにある子授け地蔵に願布(500円)を奉納します。
この願布は絵馬のようになっていて、お願い事を書けるようになっています。
子授けお守り(500円)もあるので、お守りが欲しい場合はこちらで!
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中山寺の安産祈願はお守りだけも可!腹帯で性別がわかる説
中山寺では安産を願い安産祈願や腹帯(さらし)・お守りがもらえます。
参拝する日に決まりまありません。
安定期に入って体調が良い日を選びましょう。
安産祈願の流れとしてはまず本堂で申し込み用紙を記入して左手にある窓口に提出します。
すると窓口でご祈祷されたお腹帯とお守りをもらえます。
その後、お札を10日間ご祈祷してもらって、そのお札を家に届けてもらいます。
自宅に届いたお札は目線より高いところへ置きましょう。
向きは正面が北を向かないようにだけ注意して置きます。
祈祷料に関しては7000円。
それとお札を送ってもらうときに必要な切手代810円が必要です。
実はこの中山寺からいただける腹帯に関して、”あるウワサ”があるの知ってました?
中山寺の腹帯には子供の性別が書かれているんですね。
でも実際に生まれてくる子供は、腹帯に書いてある性別と逆になるという噂があるんです。
あくまでウワサですし何の信憑性もない話ですが、お子さんの性別が分かるまでの楽しみにはなりますよね。
特別安産祈願なら家族で安産祈祷ができる
中山寺では通常の安産祈願のほかに、直接ご祈祷してもらえる特別安産祈願があります。
特別安産祈願なら家族一緒に祈祷を受けることも可能です。
(前日までの予約もいりません)
手順としては通常の安産祈願と同じく本堂で申し込み用紙を記入します。
通常の安産祈願はピンク色の申し込み用紙ですが、特別安産祈願の場合は白色の申し込み用紙に記入しましょう。
そして祈祷殿で祈祷を受けた後に、お腹帯やお守りをもらいます。
お札も通常の安産祈願と同じく、家に届けてくれますよ。
祈祷料は20000円となっています。
注意したいのは祈祷する時間が土日と平日で変わること。
土日祝日・大安・戌の日はあらかじめ時間が決められています。
【注意】妊娠5か月目の戌の日は祈祷しないでOK
安産祈願は『必ず妊娠5か月目の最初の戌の日にすべき』と思われている方もいますが、それは間違いです。
正確には『妊娠5か月目の最初の戌の日にお腹帯を巻く』です。
もともと戌の日とは干支の中でもお産が軽くたくさん子供を産む犬のこと。
その戌の日に子宝に恵まれたことに感謝し、健康に生まれきれくれることを願い腹帯を巻きます。
昔の人はお腹帯を巻くことで背中や腰への負担を軽くしたり、下腹部を温めていました。
(帯祝いといって出産を身近に感じるきっかけにもなっていたんです)
だから妊娠5か月目の最初の戌の日に安産祈願をする必要はありません。
スケジュールが合わないなら、少し早めに中山寺へ行って腹帯をもらって保管してもOK。
そして5か月目の最初の戌の日に、お腹帯を巻けばいいんです。
お腹帯の巻き方はYouTube動画を参考にしましょう↓↓
なんと中山寺では赤ちゃんの名づけ(命名)もできる!
今回、中山寺に参拝して初めて知ったのですが、中山寺では生まれた赤ちゃんの命名もできるようです。
命名できる場所は山門の握手にある総案内所。命名料は1万円となっています。
総案内所でお子さんの生年月日と性別を記入。
そして両親の名前と、お子さんの兄弟・祖父母の名前も記入します。
最後にお子さんへの希望する名前を書いて申し込み。
命名された名前は2日後にもらいにいくか、郵送という形をとります。(郵送費は795円)
公式サイトでは以下のように書かれていました。
『健康で幸福な社会人に成長されるよう、あらゆる観点から研究し、最もふさわしいお名前をお授けさせていただきます。(姓名判断ではございません)』
命名されたからといって、必ずその名前にする必要はありません。
なのでもし興味があるなら、命名された名前を候補の1つとして考えてもいいかもしれませんね。
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中山寺でお宮参り!出産後は腹帯(さらし)を返し母子息災を願う
無事に出産されたあとは、中山寺でお礼参りやお宮参りを行いましょう。
細かく言うとお礼参りとお宮参りは意味がかわります。
ただ実際はお礼参りとお宮参りの両方をかねて参拝されるご家族が多いです。
出産後はお礼参り!必要な持ち物を確認
お礼参りとは無事に出産したお礼と、今後の成長をお願いするためのお参りです。
まず本堂で申し込み用紙を記入して右手にある窓口に提出します。
このときに安産祈願でいただいたお腹帯・お守り・お札を返します。
そしてこのときに新しい晒も用意して納めることになっています。
(用意で着なかったら中山寺で買うことができます。500円です)
なぜ新しい晒も納めるかというと、あなたが無事に安産された功徳を次の妊婦さんに引き継ぐため。
その新しい晒にあなたのお子さんの干支と性別を書き込み、次の妊婦さんに渡すお腹帯になるんです。
新しい晒も納めたあとは観音守というお守りをもらい、母子ともに今後の無事を願います。
もらったお札は目線よりも高く、正面が北を向かない方角に置きましょう。
このお札やお守りは1年を目安にして、また中山寺に返しにいきます。
以上が中山寺でのお礼参りの手順となります。
参拝前に必要なものは、安産祈願でのお腹帯・お札・お守りですね。
新しい晒については中山寺で買えるようになっています。
出産後1カ月経ったらお宮参り
お宮参りとはお子さんの無病息災や成長を願ってご家族でのご祈祷することを言います。
お参りの時期も正確には決まっているんですね。
男の子が31日目、女の子が32日目と言われています。
ただ先ほども言ったように最優先すべきは母子の体調!
それにご家族のスケジュールや、その日の天候も関係してきますよね。
なので必ず31日後、32日後に中山寺へ行く必要はありません。
実際にお宮参りの申し込みは山門の右手にある総案内所で行います。
この総案内所で申し込み用紙を記入して提出すると祈祷殿で祈祷してもらえます。
(祈祷中の写真を撮りたいところですが、基本的に写真は禁止)
祈祷がおわったら授与品をもらいましょう。中身は母子のお守りと記念品になります。
ご祈祷料は10000円となっています。
祈祷できる時間帯は平日と休日で少し違うので注意しましょう。
母子息災祈願のご祈祷料(お金)は祈祷する期間で変わる
お礼参りの他に中山寺では母子息災の祈祷もあります。
もし希望するなら、お礼参りをする本堂で申し込みをしましょう。
祈祷といっても直接、祈祷してもらうわけではありません。
身代わり祈祷といってお札を代わりに10日間祈祷して、そのお札を後日に家に郵送してもらいます。
お札とは別にお守りやお供え物もいただけますよ。
祈祷料は祈祷する期間によって変わります。
10日間の祈祷で3000円、1カ月で5000円、2カ月で10000円となっています。
夜泣き封じの観音院にもお参り
中山寺の山門をくぐると寺院がずらっと並んでいます。
左側にある手前から3つめの寺院に観音院があります。
実はこの寺院は夜泣き封じのご利益があるんです。
もしお子さんの夜泣きに悩まされているなら、こちらへも参拝してみてはいかがでしょうか?
(祈祷もありますが、ざわざわ祈祷までする必要性はないかと。)
お礼参り・お宮参りの帰りに石段を下ってすぐのところにあります。
16時には閉まっちゃうので時間帯だけは注意してくださいね。
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中山寺では七五三やだんじりなど子供が楽しめるイベントも!
中山寺では子授けや安産祈願だけでなく、七五三の祈祷もあります。
これまでの成長を感謝し、これからの成長をお願いする日ですね。
男の子なら3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお参りをします。
(満年齢,数え年のどちらでも良く、参拝しやすい時期で大丈夫です)
七五三の祈祷の受付期間は10月15日~11月30日までの間。
祈祷料は5000円となっています。(予約する必要ありません)
手順としては境内看板で申し込み用紙を記入し窓口へ提出。
そして祈祷のあとに絵馬を奉納します。
祈祷の時間が細かく決まっているので、15分前には受付を済ませる必要があります。
祈祷の前には中山寺の拝殿の横にある、子供用のおみくじ”こどもみくじ“も子供に引かせてあげましょう。
大人用は漢字もあって読みにくいですよね。
こういうお子さん用のおみくじがあると助かります。
また七五三の時期と重なるイベントとしてだんじり祭りもあります。
昔の記憶ですが、休憩中にお菓子とかももらってましたね。(今はもらえるかわかりませんが)
こちらは平成最後のだんじり祭りの動画になります。なつかしいなぁ。
中山寺への参拝後へ寄りたい場所
中山寺でご祈祷してもらった後は、中山寺周辺でランチを食べませんか?
チェーン店も美味しいですが、せっかくだから中山寺周辺にしかない飲食店をご紹介します。
私が中山寺に住んでいたときに、よく行っていたのがJR中山寺の前にあるオアゾというお店。
ハンバーグや牡蠣グリル・ランチメニューが美味しいお店です。
それにお子さんがいてお子様メニューを頼むとオモチャももらえます。
食べてる間は子供がそのおもちゃで遊んでくれるので、親としてもゆっくり食事を楽しめますよ。
どこで食べるか決めてない場合は、まずオアゾを候補に入れておいてください。地元民のおすすめ店です(^^)
また中山寺付近には他にもカフェがあるので、そちらも検討してみてください↓↓
詳しくは⇒宝塚牛乳(たからづか牛乳)が美味しい!おすすめ商品と山本店の店内の様子
詳しくは⇒ダイエー中山店にあるアプサラカフェは女性や子連れママさん向けカフェ
詳しくは⇒兵庫県宝塚市にある神社・お寺10選!ご利益で有名なパワースポットも!
中山寺は子授けや安産など子供関連のご利益を求めて、参拝される方が多いです。
でもお正月以外ならは混雑も避けられます。
ぜひ一度、ご利益を求めて参拝してみてください。
中山寺はとても広いので、この記事を参考に、事前にルートを決めておきましょう。
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