あんなに楽しみにしてたのに…
宝塚歌劇団の公演を待ち遠しにしていた。
それなのに急に外せない予定が入ったせいで、宝塚大劇場に行けなくなった。
そんなとき、宝塚のチケットは払い戻しやキャンセルは可能なのでしょうか?
今回は『宝塚のチケットがあるのに行けなくなったときの対応』についてお話しします。
払い戻しはできるのか・譲渡はしていいのかなど、どうやってチケットを手放すのがいいかを考えていきましょう。
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目次
宝塚のチケットは払い戻しできない!行けなくなったとしてもキャンセルは無理
一番の理想はチケットの払い戻しができることですよね。
お金も戻ってくれば、”次こそ宝塚を見に行こう”という気持ちにもなれます。
でも残念ながら、宝塚大劇場ではチケットのキャンセルや払い戻しはできません。
公式サイトには以下のように書かれていました。
■ 変更・取消・クーリングオフ
理由の如何を問わず、ご購入後の商品(チケット)の変更・取消はお受けできません。
なお、本サービスで取り扱う商品(チケット)については、クーリングオフは適用されません。
■ キャンセル・変更はできますか
宝塚歌劇インフォメーションセンターでの電話予約後、または劇場チケットカウンターでのご購入後の
キャンセル・変更はお受けできませんのでご了承ください。
電話予約後、お引取りのない場合はキャンセル料を100%(全額)頂戴いたしますのでご注意ください。
プレイガイドでのご予約・ご購入につきましては、各プレイガイドにお問い合わせください。
このように基本的にチケットをとった時点でキャンセルはできません。
日程を変えるというような変更も受け付けていないと書かれていますね。
宝塚大劇場に限らず、アーティストのライブでもほとんどは払い戻しができないようになっています。
人気公演は募集が殺到するので、このような措置をとっているんですね。
ただ宝塚歌劇の公演を見に行けない理由が個人的なものではなく、劇場側の問題なら話は別。
劇場側の判断で公演を中止した場合は宝塚歌劇の公式サイトから払い戻しできるか確認しましょう。
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宝塚のチケットが払い戻しできないときの解決案① 当日までに友達に譲る
安心してチケットを渡せるのは、やはりお友達に限ります。
もともと宝塚が好きな友人や、一度行ってみたいと言っていた友人がいれば、譲ってはいかがでしょうか。
チケットの値段に関しては話し合いをしましょう。
こちらから急にお願いしたので申し訳ないと思うなら、チケット代の半額を持つとか。
相手が”出してもらうのは悪い”というなら、お言葉に甘えて定価分をもらってもいいです。
ここで一つ疑問に思うのが『名義』のことだと思います。
あなたが購入したチケットを他人が使っていいのかという疑問。
不安になるかもしれませんが、基本的にはご友人があなたのチケットを使っても問題ありません。
宝塚大劇場で本人確認って聞いたことがないので。
これも他のライブと同様で、第三者に譲っても特に問題はありません。
宝塚のチケットがキャンセルできないときの解決案② 誰かに譲るならネットを活用!
周りの友人で宝塚に興味がある人がないときは、ネットで探すのも一つの方法です。
たとえばTwitterやmixiなどのSNSやメルカリで『誰かいりませんか?』と募集をすれば、どなたかから連絡がくるかもしれません。
友人関係もないので定価のまま引き取ってもらう交渉もしやすいですね。
ただこのときに注意したいのは、チケットの転売が禁止されているということ。
転売とは最初から高値で売ることを目的にチケットを購入して売却し、利益を得るという方法です。
宝塚歌劇Webチケットサービスでも以下のように書かれていました。
宝塚歌劇Webチケットサービス 利用規約
第 17 条:(禁止事項)
* 利用者は、本サービスの利用にあたって、以下の行為を行ってはならないものとします。利用者が本規約に違反した場合や以下の禁止行為を行う等阪急電鉄が利用者として不適切と判断した場合、阪急電鉄は何ら通知することなく本サービスの利用停止及び利用資格の取消しを行うことができるものとします。
- 転売・譲渡等を目的に、本サービスを利用する行為。
- チケットの転売行為。
今回のように本当は行きたかったけど、急な予定で行けなくなった場合は大丈夫です。
ただ『この際だから高値で売ろう』と考えるのは危険。
今後、Webチケットサービスを利用できなくなるかもしれません。
だからネットで譲るにもヤフオクのようなオークション形式だと高値がつく可能性があるので避けましょう。
そういった面で安心なのはチケット買取屋で買い取ってもらう方法ですね。
定価よりは安い値段になりますが、買取屋さんがあなたの代わりに誰か興味がある人に売ってくれます。
公演までの日にちに余裕があるなら、もしかすると買い取ってもらえるかもしれません。
逆に直前だったら難しいし、売値も安くなるでしょう。
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宝塚に行けなくなったときの解決案③ 当日券のキャンセル待ちをしてる方に譲渡
最後の手段は、宝塚ファンの方に実際に会って手渡すという方法。
宝塚大劇場には公演前でも、入り待ちをしたり、当日券で並んでいる方やキャンセル待ちの整理券をもらう方がいます。
勇気を出して『すいません、実は今日の公演で行けなくなってしまって』と言えば引き取ってもらえる可能性もあります。
ただこれって昔は定番だったんですが、今は絶対にチケットを受け取る人がいるかといえば難しいです。
今って、チケットを譲ってほしい人は、まずスマホやPCを使うのが定番なんですね。
当日にチケットを譲ってもらえるかわからない段階で、劇場に行く人は少なくなっています。
それに大声で不特定多数の方に声をかけていると、ダブ屋と勘違いされるリスクもあります。
宝塚大劇場の公式サイトでも以下の記述がありました。
あまり露骨に声をかえるのも難しい時代ですね。
チケットの転売・譲渡について
近年は各都道府県の迷惑防止条例の改正により、公共の場所における不特定多数の方を対象とした入場券や観劇券の転売行為(いわゆるダフ屋行為)について、取締り対象範囲の拡大や罰則が強化されています。
引用元 https://kageki.hankyu.co.jp/theater/other/information.html
人気公演だったり公演初日や千秋楽なら、チケットをもらってくださる方がいる可能性はあります。
ただそれ以外だと、確実は方法とは言えないんですよね。
なので当日に現地にいって譲るという方法は最終手段というか、運要素が強い方法になります。
宝塚歌劇は払い戻しやキャンセルが不可!友達に譲るなど他の方法を考えよう
今回は事前に購入した宝塚のチケットを行けなくなったときにどう手放すかについてお話ししました。
チケットの払い戻しやキャンセルは劇場側に理由があるなら可能ですが、あなた側の理由なら基本はできません。
安心できるのは友人に譲るという方法。
お金を取り戻したいと思うならネットを選びましょう。
運に身を任せることになりますが、劇場前で当日券やキャンセル待ちの整理券を待ってる方に譲るという方法もあります。
私個人としてはご友人に譲るのが良いと思っています。
『ありがとう。すごく良かった』と言ってくれたり、『今度は一緒に行こう』という話にもなるかもしれません。
いつも一緒にいて話を聞いてくれるご友人に感謝を込めて譲るというのがスッキリするかなと。
また観劇の代わりとして、動画配信サービスで宝塚の作品を自宅で視聴してはいかがでしょうか。
次はこちら⇒宝塚歌劇の公演をライブ配信で観る方法
次はこちら⇒宝塚歌劇の音楽を無料で聴く方法
宝塚のチケットは残念ながらキャンセルによる払い戻しはできません。
だからせめて、あなたが心からスッキリするような手放し方を選びましょう。
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